体育の日に台風が上陸する可能性は!? [自然災害]
本日話題の出来事をお伝えするリポーターのJUNです。
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台風19号が強い勢力を保ったまま本州に近づいています。
このままいくと、台風が体育の日に日本列島に上陸する恐れが出てきているといわれています。台風が体育の日に上陸となれば、体育の日として制定した1966年以来、初となるようです。
2000年にハッピーマンデー制度で、10月10日から10月第二月曜日に変わった「体育の日」ですが、本当に台風上陸があるのか?その可能性についてお話したいと思います。
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先週の10月6日の月曜日に台風が本州に上陸したばかりでしたが、そのすぐ後に台風19号が発生しました。
その台風19号ですが、すごく発達しています。台風というのは低気圧ですので、気圧が低ければ低いほど発達しているわけなのですが、今回の台風は900hPa(ヘクトパスカル)にまで達していたので、どれだけものすごい勢力なのかというのが分かると思います。
今日現在は、920hPaとやや勢力を弱めましたが、台風の目もいまだはっきりと見ることが出来ますので、それだけの力がまだまだあると言えます。
この台風19号ですが、本日金曜日の時点では、未だ沖縄の南に位置していて、ゆっくりと北上しています。
このままいくと、台風はやや勢力を弱めながらも、日本列島に近づいて体育の日のまさに13日の月曜日に本州に上陸する可能性が高まっています。
今度の台風が体育の日もしくはそれ以外の日であったとしても日本列島に上陸するとなったら、とても珍しいことになります。実は、この時期の台風は、一般的にいうと日本列島に上陸することなく東にそれてしまうことが多いからです。
この台風の進路は、夏の高気圧といわれている太平洋高気圧の勢力に影響されます。この高気圧が夏のように、西に張り出している(居座っている状態)と、今回のようなルートになり日本を縦断するようなコースになります。
ところが、いつもの年は、もう10月も半ばとなると、この太平洋高気圧があまり西へ張り出してこないために、その高気圧のヘリを通るように、台風が東に抜けていくのです。
なので、今年の10月はまだ暑い日が多いというのもこのことが影響しているからなのです。
今はゆっくりのスピードである台風が、なぜ体育の日に、本州へ上陸!?するほどまでになるのか?気になるところですが、それは「偏西風」という風の影響を受けるからです。
偏西風は、地球の大気の流れみたいなもので、ものすごい勢いで大気を西から東へと運んでいます。
ちょうど、今時期になるとこの偏西風が日本列島の上空を流れているので、台風は日本に接近し始めると、この風に乗って加速していくのです。
「今はゆっくりのスピードである台風も偏西風にのって加速する」という理由から、体育の日に台風が上陸する可能性が高くなるわけです。
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もし、体育の日に台風が上陸するようなことがあれば、初のことになるようですが、嬉しいニュースではありません。
そもそも、体育の日は以前まで、ご存知の通り10月10日でした。それが、10月第二月曜日に変わった大きな理由は、土・日と合体させて3連休をつくるためです。
連休ともなれば、お出かけになる家族が増えたり、買い物に行く人もたくさんいるでしょう。そして各地でこの連休を生かして体育の日のイベントなんかも開催されています。経済効果を期待できるのが、この体育の日を連休に組み込んだねらいです。
体育の日が、もともと10月10日に制定されたのにはそれだけの理由がありました。それは天候にあります。晴れる可能性が比較的高いということです。実際にこの頃になると、秋雨前線や台風の影響が少なくなるという理由から選ばれたのは事実です。
確か10月10日は「晴れの特異日!?」という噂がありますが、この“特異日”は、ある気象状態が高い確率で現れる特定の日のことをいいますが、実際に10月10日はその晴れの特異日ではありませんでした。
でも、晴れる可能性が高いということで、制定された体育の日ですから、そもそもその日に台風が上陸するなんてことは無いわけです。
台風の影響は、西日本では11日の土曜日、東日本では12日の日曜日、東北以北では13日のまさに体育の日から影響が出てくると見られています。
最新の台風情報をチェックしていただき、くれぐれも軽率な行動には気をつけて頂きたいと思っています。
「嵐の前の静けさ」という言葉があります。台風への備えは今日もしくは、せめて明日の土曜日までには行うことをおすすめします。
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今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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台風19号が強い勢力を保ったまま本州に近づいています。
このままいくと、台風が体育の日に日本列島に上陸する恐れが出てきているといわれています。台風が体育の日に上陸となれば、体育の日として制定した1966年以来、初となるようです。
2000年にハッピーマンデー制度で、10月10日から10月第二月曜日に変わった「体育の日」ですが、本当に台風上陸があるのか?その可能性についてお話したいと思います。
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先週の10月6日の月曜日に台風が本州に上陸したばかりでしたが、そのすぐ後に台風19号が発生しました。
その台風19号ですが、すごく発達しています。台風というのは低気圧ですので、気圧が低ければ低いほど発達しているわけなのですが、今回の台風は900hPa(ヘクトパスカル)にまで達していたので、どれだけものすごい勢力なのかというのが分かると思います。
今日現在は、920hPaとやや勢力を弱めましたが、台風の目もいまだはっきりと見ることが出来ますので、それだけの力がまだまだあると言えます。
この台風19号ですが、本日金曜日の時点では、未だ沖縄の南に位置していて、ゆっくりと北上しています。
このままいくと、台風はやや勢力を弱めながらも、日本列島に近づいて体育の日のまさに13日の月曜日に本州に上陸する可能性が高まっています。
今度の台風が体育の日もしくはそれ以外の日であったとしても日本列島に上陸するとなったら、とても珍しいことになります。実は、この時期の台風は、一般的にいうと日本列島に上陸することなく東にそれてしまうことが多いからです。
この台風の進路は、夏の高気圧といわれている太平洋高気圧の勢力に影響されます。この高気圧が夏のように、西に張り出している(居座っている状態)と、今回のようなルートになり日本を縦断するようなコースになります。
ところが、いつもの年は、もう10月も半ばとなると、この太平洋高気圧があまり西へ張り出してこないために、その高気圧のヘリを通るように、台風が東に抜けていくのです。
なので、今年の10月はまだ暑い日が多いというのもこのことが影響しているからなのです。
今はゆっくりのスピードである台風が、なぜ体育の日に、本州へ上陸!?するほどまでになるのか?気になるところですが、それは「偏西風」という風の影響を受けるからです。
偏西風は、地球の大気の流れみたいなもので、ものすごい勢いで大気を西から東へと運んでいます。
ちょうど、今時期になるとこの偏西風が日本列島の上空を流れているので、台風は日本に接近し始めると、この風に乗って加速していくのです。
「今はゆっくりのスピードである台風も偏西風にのって加速する」という理由から、体育の日に台風が上陸する可能性が高くなるわけです。
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もし、体育の日に台風が上陸するようなことがあれば、初のことになるようですが、嬉しいニュースではありません。
そもそも、体育の日は以前まで、ご存知の通り10月10日でした。それが、10月第二月曜日に変わった大きな理由は、土・日と合体させて3連休をつくるためです。
連休ともなれば、お出かけになる家族が増えたり、買い物に行く人もたくさんいるでしょう。そして各地でこの連休を生かして体育の日のイベントなんかも開催されています。経済効果を期待できるのが、この体育の日を連休に組み込んだねらいです。
体育の日が、もともと10月10日に制定されたのにはそれだけの理由がありました。それは天候にあります。晴れる可能性が比較的高いということです。実際にこの頃になると、秋雨前線や台風の影響が少なくなるという理由から選ばれたのは事実です。
確か10月10日は「晴れの特異日!?」という噂がありますが、この“特異日”は、ある気象状態が高い確率で現れる特定の日のことをいいますが、実際に10月10日はその晴れの特異日ではありませんでした。
でも、晴れる可能性が高いということで、制定された体育の日ですから、そもそもその日に台風が上陸するなんてことは無いわけです。
台風の影響は、西日本では11日の土曜日、東日本では12日の日曜日、東北以北では13日のまさに体育の日から影響が出てくると見られています。
最新の台風情報をチェックしていただき、くれぐれも軽率な行動には気をつけて頂きたいと思っています。
「嵐の前の静けさ」という言葉があります。台風への備えは今日もしくは、せめて明日の土曜日までには行うことをおすすめします。
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今回は以上になります。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。