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今日の出来事ランキング2014

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O157の感染による症状は!? [生活]

本日話題の出来事をお伝えするリポーターのJUNです。


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2014年7月、静岡市で行われた花火大会において、露店で売っていた冷やしキュウリが原因で500人以上の人が病原性大腸菌O157に感染し、集団食中毒を起こしてしまいました。


よく冷えたキュウリ.png



今回はO157に感染した場合、どんな症状がでてくるのか?そして、その症状が確認できたのなら、どう対処していくべきかを言及していきたいと思います。


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O157の感染による症状は、様々です。


O157ときくと、もしかしたら、すごく恐い感染症を想像するかもしれませんが、全くもって症状のでない場合もあります。


また、O157に感染していたとしても、軽い腹痛や下痢のみで終わることもあるようです。
ここまではまだ安心です。



ところがです。こんな症状がでたら注意が必要です。

繰り返される水の様な便、激しい腹痛、著しい血便です。このような時に、重篤な合併症を引き起こして、“死”に至ることもあります。



O157に感染した人の症状として、約半数の方は、だいたい3~5日ぐらいの潜伏期間をおいてから、度重なる水の様な便をもよおしてO157を発症します。

今回の静岡県での冷やしキュウリを食べて0157に感染した人たちも、一定期間の潜伏期間(花火大会が7月26日で症状が出たのが8月初旬)が過ぎてから症状が出始めたので、やはりこの部類に入ると思います。


この種のものは、O157が発症してから、激しい腹痛を伴い、その後、血便となることがあります。熱が出ることもありますが、ほとんどが一過性のものが多いようです。こうした症状のものは、出血性大腸炎であると言えます。

出血性大腸炎であれば、血液検査をしても、軽い炎症反応があるぐらいで、この後に合併症が起きなければ、症状が著しく悪化することもないようです。


しかし、O157の感染者の約6~7%の人は、下痢や腹痛などの症状が出た日の数日~2週間以内(多くは5日~1週間)に、重症な合併症が発症することがあります。それは、溶血性尿毒症症候群と脳症です。特に、激しい腹痛と血便がある場合は、その数日後に合併症を起こすこともあるので、注意が必要です。


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O157は、主に牛肉を食べたり、生の牛乳や井戸水を飲んだことで感染したという事例が比較的多いのですが、食品内で増殖した生の菌を食べることでも感染します。

冷やしキュウリのような浅漬けは、加熱殺菌されておらず、しかも塩分が低いので、他の漬物より菌が繁殖しやすい。



今回、問題となった冷やしキュウリは、露店を営む男性らが、車内で調理し、そのまま保管をしている状況でした。そのO157の菌がどこから来たのか、感染の経路は特定はできませんでしたが、かなり不衛生な状況下であったのではないかと言われています。


9月に入り、だいぶ涼しくなってきたものの、塩気のきいた爽やかな味わいの冷やしキュウリは、これからある秋祭りやイベントなどでもまだまだ登場してきそうな食べ物ですので、十分に注意が必要です。


露店の画像.png




O157は感染したとしても、その場ですぐに症状がでるわけではないので、油断している時にいきなり発症します。その突然の出来事に恐怖感も強くあるはずです。季節の変わり目でもあるこの時期ですので、普段の体調管理も気をつけていきましょう。





今回は以上です。



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ありがとうございました。




タグ:O157 感染 症状

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